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地材地建とは、地域で生産された木材を使って、地域の大工、工務店等が住宅等を建設すること。 鹿児島県独自の呼び方です
木挽きさんと大工さんが材料として有用な木を選び、傷をつけないように丁寧に伐採していきます。木材の切り出し時期は、11月~2月の間が良いです。
今回のお施主様の木は、手入れされたきれいな桧でしたので、これらの木から壁板や廻り縁、巾木の材料として活用しょうと考えています。
切らずに残した木も、手入れが行き届いた桧なので、あと30年もするときっと立派な化粧材として活かせることでしょう。ご先祖様に感謝!
原木は、マエダハウス内の原木置き場に置かれます。しばらく置いておくこともありますが、賃挽きの場合は早急に製材をいたします。
丸太を製材台車に載せます。ここで柱・梁などの材料ができます。
いい材料が取れるかは、ここで決まるのでとても緊張します。
多くの材料を製材し、倉庫や天日乾燥で材料を十分自然乾燥させます。(挽いたばかりの材料を使用すると、歪みのもとになります。)
この期間がとても重要です。
住宅の切込み時期が決まったら、前もって自社所有の木材乾燥機に入れて、人工乾燥をします。
当社は鹿児島県で初めて人工乾燥機を導入しました。(35年前)南薩で自前で乾燥施設を持っている会社はマエダハウスだけです。